上がってきたのは73cmの立派なシーバスだが、やはりボディにルアーが付いていた。確かにアタリがあったのでスレ掛かりだとは思いたくないが、食いが渋いときはこんなものだ。

養老川のルアーフィッシングで73cmシーバスをキャッチ!【千葉】魚はスレ気味か73cmのシーバスキャッチ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

このままでは悔しいので粘ってみようかと思ったが、十分投げ倒したので終了とした。確かに良型のシーバスの顔は見られたが、まさかこんなに苦戦するとは思わない釣りとなった。

魚はいるがスレぎみ

この日、バイブレーションルアーの他にシンキングペンシルやフローティングミノー、I字系、ワームなどあらゆるルアーを試したが、魚がスレているのか水面系には全く反応しなかった。

ワームやバイブレーションルアーでボトムから中間の層を探ると、小さなアタリがあり魚のボディに当たるような感触があった。これを釣るために色々やったが、さすがに釣るのは無理だと感じた。生命反応は多いので魚はいることはわかったが、スレぎみで非常に難しい印象だ。

養老川のルアーフィッシングで73cmシーバスをキャッチ!【千葉】魚はスレ気味かシンペンなども持って行こう(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

 

食わないボイルをどう釣るか

最後にシーバスのボイルも連発していたのでこれにも触れておこう。マイクロベイトパターンが難しいのはわかるが、今年はさらに難しいと筆者は感じた。ベイトが多いとはいってもルアーの存在が薄れるほどいるわけじゃない。

養老川のルアーフィッシングで73cmシーバスをキャッチ!【千葉】魚はスレ気味か夏はハゼもベイトだ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

それでもルアーが「始めから見切られている」としか思えないほど釣れない。これをどう釣るかはアングラーしだいだが、今年のシーバスは実に手強いと思って心して挑むといいだろう。

養老川のルアーフィッシングで73cmシーバスをキャッチ!【千葉】魚はスレ気味かカニも立派なベイト(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>