分散型エネルギーシステムの要として ー レジルとSassorの次なる展望

** Sassor 石橋 ** :系統用蓄電池や発電所併設型蓄電池は、分析や制御が需要併設型蓄電池に比べてシンプルなため他社の参入も多く、市場として盛り上がっているという印象です。こういった市場に対して、システムを提供する企業も多くなるため、どうしても価格競争を招くことになります。 需要併設型蓄電池においては、現状は弊社が技術的な差別化ができている状態だと考えています。VPPや需給調整市場などの登場により、これからも伸びていく市場だと考えているので、今後もアドバンテージを発揮していけるよう、システムの改善に努めていきたいですね。

** レジル 安藤 ** :我々としても今後、マンション防災サービスを拡張させていく予定です。  マンション防災サービスは、実は住民の方々の災害対策や日々の電気使用のみで完結しているものではありません。このサービスが拡大することで、レジルの「蓄電池による調整力」が各地に置かれている状態になるのです。

 太陽光や蓄電池による調整力の提供を増やせることによって、再生可能エネルギーのコストを下げたり、環境価値の高い電気をお客さまに提供できたり、ということが可能になり長い目で見ると調整力を増やすことで得られた価値を多くの人に還元できるサービスになると考えています。

** Sassor 石橋 ** :そうですね。マンション防災サービスや需要併設型蓄電池については、レジル社とSassor社で多くの議論を重ねて今に至っています。

 今後もともにサービスやシステムのアップデートに取り組んでいきたいですね。それが結果的に、日本で一番高機能な調整のシステムやサービスに成長していくことにつながると考えています。

分散型エネルギーの鍵は「蓄電池のマネジメント能力」にあり。需要併設型蓄電池が支える、エネルギーの未来の画像7
(画像=『Business Journal』より引用)

 レジル社とSassor社の協働が目指すのは、防災だけでなく、収益性や持続可能性といった複数の価値の実現です。需要併設型蓄電池の複雑な制御に挑み、エネルギーの最適活用を追求することは、再生可能エネルギーに新たな価値付けをもたらすのではないでしょうか。上手に蓄えて使いこなす。エネルギーに対するそんなアクションが当たり前になる未来が、すでに動き出しています。

※本稿はPR記事です。