バスが出そうなポイントを狙いながら探っていきましたが、反応はありません。水温がまだ低いのか、鯉が見えるような浅場にも魚の姿は見えませんでした。

ルアーを変えるもアタリなし

次に使用したのは、ピケア材で作ったジョイントベイトです。こちらは比重が高いため、ウエイトを少なくし、コトコト音が出るようにしたものの、結果的にスローシンキングになりました。

自作ルアー「ジョイントベイト」で40cmスモールマウスバスをキャッチ!【京都】ピケア材の自作ジョイントベイト(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

泳がせるとキレイに泳いでくれたので、水深のある沖のポイントにフルキャストし、底付近をゆっくり引いて探りましたが、深場でもアタリはありませんでした。

ここで12時を迎え、反応がないまま時間だけが過ぎていきました。

次の野池へ移動

次に訪れた野池は濁りがあり、増水もしていて良い雰囲気。水温も他の野池よりも高いのか、ベイトが時折水面を泳いでいるのが確認できました。

期待を込めて次に試したのは、ピンク色で木目が美しいボセ材で作ったジョイントベイトです。こちらも3ozで仕上げましたが、フローティングだったため、ウエイトを2.7g加えてサスペンドに調整しました。テール部分にもウエイトを埋め込んだため、姿勢が最も安定していました。

自作ルアー「ジョイントベイト」で40cmスモールマウスバスをキャッチ!【京都】ボセ材の自作ジョイントベイト(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

岸際から深場まで歩きながら丁寧に探りましたが、ここでも反応はありませんでした。雨が降り続き、ローライトで雰囲気は抜群にもかかわらず、アタリが得られなかったため、1時間ほど粘った後に断念しました。

ラージを諦め川へ移動

残り時間も少なくなってきたため、野池でのラージバス狙いは諦め、雨で増水と濁りが入っているであろう川へ移動しました。

到着すると予想通りの濁りと増水で、ポイントが非常にわかりやすくなっていました。現地には先行者の方がいらっしゃり、ご挨拶。昼から来たそうですが、まったくベイトが見えないとのことでした。私は少し下流側の流れのあるポイントを選んで狙うことにしました。