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燻製した猪とトレビスのロースト、舞茸のピューレ。猪はベーコンの様に燻香がして、脂が多いはずなのに、さっぱりと美味しく食べられるのは、シェフのジビエを扱う技術の高さでしょう!
平目のポアレ、ヴァンブラン(白ワイン)ソース。イクラもキラキラと添えられていました。
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平目のポアレ、ヴァンブラン(白ワイン)ソース。シブレットとイクラが彩りを添えています!
お料理の最後、お肉のメインは、火入れの素晴らしい庄内鴨。鴨のジュの美しいソースとともに、大石田のサツマイモ、芽キャベツのロースト。サツマイモはじっくりとオーブンで火入れしているので、ねっとりした食感と甘さが引き出されていました。
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庄内鴨のポアレ、鴨のジュの赤ワインソース、大石田のサツマイモと芽キャベツのロースト。サツマイモが低温でじっくり火入れされて、ねっとりした食感と甘さが引き出され、ミディアムレアの鴨ととても合っていました。
デザートのひとつめは、ヴァニラアイスと、チョコレートアイス。可愛い白い花びらがトッピングされていました。チョコレートアイスは特にさっぱりとして、肉料理の口直しにぴったり。
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ヴァニラとチョコレートのアイスクリーム。チョコレートはさっぱりして、肉料理のお口直しにぴったり。
メインデザートは、キャラメルのムース、砕いたナッツとともに。お客さんごとにちがう形のディスクがのっていました。繊細な細工で、どうやって作るんだろうと思いながら、いただきました。
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メインデザートはキャラメルムースとナッツ。上のディスクはお客さん毎にそれぞれ形が変えていました。繊細な細工ですね。
ミニャルディーズは、ほうじ茶プリン、フィナンシェとミニカヌレ。ハーブティーをお願いしたら、その日はヴェルヴェンヌで、乾燥ものではなく、フレッシュなものだったので、とても爽やかでした。
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ミニャルディーズは、ほうじ茶プリン、プチカヌレとフィナンシェ。
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フレッシュなヴェルヴェンヌのハーブティー。久しぶりに、乾燥ものでない、香りの良いヴェルヴェンヌをいただき、シェフの細部へのこだわりを感じました。ヴェルヴェンヌはフランス料理では良く使われるハーブで、山形からいっぺんにパリに飛んだ気分に!
カウンター席なので、ひとり客でも気兼ねなく座ることができて良かったです。スタッフさんや、シェフが時々話しかけてくださったので、初めてでもリラックスして、過ごすことが出来ました。
また山形で、コンサートがあったら、前泊して、こちらでディナーをいただきたいと思っています。ぜひ一度、訪れてみてください!
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やまぎんホールで公演の、野村萬斎さん演出、こうもり。
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レストラン パ・マル
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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