老害は、その人の元来の性格がもたらす「心の癖」だと思っています。
「心の癖」とは、怒りやすい人とか神経質な人とか、そういう生まれつき備わっている行動特性のことです。もともとの性格や思考を変えることは難しい。というより、ほぼできないと考えたほうがいいでしょう。
「老害」の人にならないコツ」(平松類 著)アスコム
あなたは果たして老害か著者の平松さん(医師、医学博士。二本松眼科病院副院長)から質問です。
次の質問を考えてみてください。
【質問1】 この本を手にされているみなさんは、実際はどんな人が老害になるとお考えでしょうか。
① 老害は若い人たちがつくった概念。そもそも老害なんて存在しない。 ② 老害は脳の病気 自分をはじめ普通の人なら大丈夫。 ③ 誰でもなるもの。だから自分もいずれ老害になる可能性がある。
この質問はとても簡単だったと思います。