これから生き残るならグローバル

グローバル企業とは設立国以外でもビジネスを展開している企業のことで、すでに日本の自動車産業は海外で7〜8割を生産して現地で販売している。飲食業でさえ

外食、円安対策で海外店舗4割超 すかいらーく全米50店

日本経済新聞の集計で国内大手の海外店舗比率は2023年度に初めて4割を超えた。歴史的な為替の円安下、内需型産業の代表である外食が製造業と同様に為替リスクを相殺して成長を目指す動きが広がってきた。

為替もあるけど日本ではもう労働力が確保できない。インバウンド需要が世界一のフランス並みになれば人口比で言うといまの4倍の外国人観光客が来てもおかしくなく、日本の飲食業にはまだまだパフォーマンスがあると思っているがとにかく労働力がいない。ラーメン屋とかすでに外国人がたくさん働いているので将来はそうなると思うが、製造メーカーに留まらず、外食産業もグローバル化しているのである。

円安もあって輸出も伸びているが、いままでの日本の製造業は大企業でないとなかなか海外進出が難しかった。中小零細は自社では海外進出ができないため商社に高いマージンを支払って海外で販売して貰っていたわけだが、すでに海外のメーカーは「直販」で海外に販売することがごく当たり前になった。偽物で有名なSheinがもしかしたら一番有名かもしれないが、私のジムウェアのJYMSHARKはずいぶん前からやっているし、Insta360は直販ショップから数日で届くし、わたしも直販ショップで買っている。

わたしも株主の「売れるネット広告社」のリリース 『売れるネット広告社』 新規事業子会社として『売れる越境EC社』を設立

売れるネット広告—ストップ高、アクセスブライトの中国越境EC事業の譲受で基本合意

いままで

メーカー → 商社 → 現地代理店 → 販売店

だったものが

メーカー → 現地ユーザー

となり、利益率は高いし、ユーザーに直接アプローチできるし、届くのは早いし、広告打てばすぐに反応あるしで、小規模テストからできるのでリスクも少ない。実はわたしもこれからの事業の根幹のひとつにコレを持ってこようと思い、1社のクライアントの韓国越境ECを2ヶ月後にスタートする予定だ。ノウハウできたらバンバンやっていきますのでご興味のある企業様は是非。

国内の消費が人口激減で減少していくのは自明の理で、これからは円安を利用した越境ECが熱いのは自明の理だ。Shopifyも越境EC機能はある。企業はもちろんそうだが個人の副業でもいわゆる「越境EC」はもう外せないのだ。