最高出力782ps、最大トルク1000Nmを発生する「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」を採用
ベントレーモーターズジャパンは6月27日、4代目となる新型コンチネンタルGTを日本初披露した。
このジャパンプレミアは、本国での発表翌日に開催。本社からチーフ・コミュニケーション&D&Iオフィサーを務めるウェイン・ブルース氏と、アジアパシフィックのリージョナルディレクターであるニコ・クールマン氏も来日し、プレゼンテーションを行った。
今回発表された新型コンチネンタル GTシリーズは、GTファミリーの21年の伝統を受け継ぎ、スーパーカーと呼ぶにふさわしいパフォーマンス、職人の手で生み出されるラグジュアリー、普段使いできるユーザビリティの高さが究極の融合をみせるベントレー史上最もパワフルなモデルとなっている。
パワートレインには4.0L V8 エンジンに190paの電気モーターを組み合わせた完全新設計の「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」を採用。最高出力782ps、最大トルク1000Nmを発生し、0→100km/h加速3.2秒というパフォーマンスを実現するとともに、モーターだけで81km(EUドライブサイクル)、トータルで 859kmの航続距離を誇るなど、スーパーカーでありながら普段使いにも適したモデルである。
今回、世界で最も深いノルウェーのルフルケトンネルで、新型コンチネンタルGTスピードは、335km/h非公式の「水中速度記録」を樹立したという。
デザインのハイライトとなるのは、1950年代以来初めてシングルヘッドライトを採用したことだ。一方、バカラルとバトゥールのコーチビルドを通して確立した新しいデザインをベースに、エクステリアとインテリアを徹底的に見直しつつディテールはすっきりとモダンに仕上げられている。
また、各パーツも68%が一新され大きく進化するとともに、ベントレーが世界に誇るインテリアのデザイン、素材、品質、クラフトマンシップも健在。加えて、ウェルネスを重視したシートテクノロジー、新設計のエアイオナイザー、3D テクスチャーのレザー、新デザインのモダンなキルティング、新しいテクニカル仕上げのダーククロームなどが新たに導入されている。
コンバーチブルのコンチネンタルGTCがクーペモデルと同時発売されるのもコンチネンタルGT史上初のこと。生産はクルーにあるカーボンニュートラルなベントレーのドリームファクトリーで第3四半期から手作業で進められ、日本国内へのデリバリーは2025年第一四半期を予定、価格がクーペのコンチネンタルGTスピードが39,303,000円、コンバーチブルのGTCスピードが43,120,000となっている。
発表会の会場には、新型コンチネンタルGTの継承するデザインフィロソフィーと、先代と異なるデザインの変化を感じてもらうため、コンチネンタルシリーズのデザインの起源となったRタイプコンチネンタル、と世代目のコンチネンタルGTマリナーも同時に展示されていた。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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