4月から5月の春に出かけたいスポットとして、関西エリアはどこが良いかと迷っている人もいるだろう。そこで、陽春の季節におすすめできる魅力のスポットを「健勝地」「神社仏閣」「アミューズメント施設」と三つのカテゴリに絞り、それぞれ3カ所を紹介しよう。
関西の絶景スポットの健勝地ならココだ!
有名な健勝地が多い関西エリアだけに、どこに行くか悩ましい。そこで、兵庫県・滋賀県・大阪府の3カ所で絶景スポットを紹介する。
白毫寺の九尺藤(兵庫県丹波市)
兵庫県丹波市にある「百毫寺」は、西暦705年に建造された歴史ある天台宗の寺院。境内には桜・藤・石斛・水連など四季の花々が咲き誇り美しい景観を楽しめる。特に5月に見どころとなる「九尺藤」は、180cmもの長いしだれ花が圧巻だ。
彦根城(滋賀県彦根市)
「彦根城」は、滋賀県彦根市にある約400年前に、徳川家康の命によって築城された国宝の城だ。城を囲む堀に運航している屋形船に乗って見事な景観を堪能できる。また、江戸時代の城下町を再現した「夢京橋キャッスルロード」も「グルメ街道」として人気となっている。
浅香山つつじまつり(大阪府堺市)
大阪府堺市の浅香山一帯で開催されている「浅香山つつじまつり」は、樹齢80年超のつつじと新しく植えられた2500本ものつつじの花が壮観なイベントだ。約600mにもおよぶ浄水道では、出店や各種イベントも楽しめる充実した内容となっている。
歴史を感じる関西の神社仏閣ならココだ!
かつては、日本の政治・経済の中心地だった関西エリアには歴史と伝統のある神社・仏閣が数えきれないくらい多く存在する。長く続く日本特有の文化に触れられる名所を紹介しよう。
弘川寺(大阪府南河内郡河南町)
大阪府南河内郡河南町にある「弘川寺」は、名峰と称される葛城山麓に西暦665年に建造された歴史ある古寺だ。「大阪みどりの百選」にも選出されたほどの桜の名所で、春には境内一面に咲く桜と、府の天然記念物となっているバラ科の落葉樹で樹齢350年の「海棠(かいどう)」も見どころとなっている。
長谷寺(奈良県桜井市)
奈良県桜井市の初瀬山の中腹にある「長谷寺」は、真言宗豊山派の総本山として全国に3000超の末寺がある古い歴史の寺院だ。「花の御寺」の別名を持ち、一年中鮮やかな花々が咲き誇る名所となっている。春に桜から牡丹・紫陽花、秋に萌えるような紅葉が見どころだ。
瑠璃光院(京都府京都市)
京都府京都市に位置する「瑠璃光院」は、春のもみじや秋の紅葉が見どころな寺院だ。毎年4月中旬から実施される春の特別拝観に訪れたい名スポットとなっている。苔むす緑色の地面が瑠璃色に輝くことからその名が付いたことでも分かるように、まるで極楽浄土の世界を表したかのような景観が人気の寺院だ。