アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる人がいる
アスパラガスを食べた後にトイレに行くと、おしっこのにおいが普段と違ってどこか臭く感じるという違和感を持つ人もいるのではないでしょうか。
これは、アスパラガスが体内で代謝することで発生するメタンチオールという物質が原因で起こる現象で、このメタンチオールがおしっこと一緒に体の外に排出され、そのときに悪臭を発生させるというわけです。ただし、このにおい、全員が全員、嗅ぎ分けることができないらしく、ある会社の調査によると日本人の3人に2人がにおいを感じないとのこと。これは遺伝子に関連していて、突然変異で異常が起こったことで嗅覚に何かしらの障害が発生し、メタンチオールの匂いを感じなくなったと考えられています。
遺伝子の異常と聞くと、何か悪いことが起こったように感じるかもしれませんが、ただ臭い匂いを感じずに済むだけだと考えると、あまり怖くありませんね。
イギリスの諜報機関が、ママさんスパイを募集していたことがある
映画「007」シリーズにも登場するイギリスの情報機関「MI6」、正式には「SIS、イギリス情報局秘密情報部」という名称ですが、この「SIS」が2015年、育児情報サイトにある広告を掲載したことで話題となりました。
その広告とはママさんスパイを募集するもので、「想像力、洞察力、好奇心、共感や直感力を重要視する」といった要件や、「イギリス国籍で人生の経験が豊富、かつ分別ある人材を求む」「海外勤務の可能性もあり」といった応募条件が明記されていました。なぜSISがこのような広告を出したかというと、イギリスのスパイ業界は圧倒的に男性が多いことがあげられます。そのため、イギリス議会が女性の増員を求める声があり、その声に答えたという形のようです。また女性だとハニートラップにひっかかる可能性が少ないという利点も考慮されたのかもしれません。
しかし、その広告を見たママさんたちは「子育てに追われているのにそんな仕事ができない」といった批判的な意見が多くあったそうです。母親とスパイの両立はなかなか難しいようですね。