フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』は、1万円で取引されたことがある

17世紀のオランダの画家フェルメール。彼の代表作として有名な作品に『真珠の耳飾りの少女』、またの名を『青いターバンの少女』があります。現在では多くの人が知る名画ですが、実はその昔、かなりの安い価格で販売されたことがあります。

18世紀頃、フェルメールは画家としての価値が低迷しており、彼の作品に対して興味を持つ人はほとんどいませんでした。そのため『真珠の耳飾りの少女』は誰もが買うことを躊躇し、投げ売り状態になり、1881年にハーグで行われたオークションで2ギルダー30セント、日本円で1万円ほどというとんでもない安値で落札されたことがあります。この作品は当時、ひどく汚されていたため、正当な評価を受けていなかったということも、この落札額の理由だったのかもしれません。

しかし、再びフェルメールが評価されるようになり、『真珠の耳飾りの少女』も修復を受け汚れも取れたことで、現在では日本円で100億円以上の価値があると言われています。

男性用のレース生地の下着がある

レース素材といえば、透けていて向こう側が見えるという特徴があり、レース素材の服や下着はどちらかというと女性のものが多いでしょう。しかし、下着メーカーのワコールは男性向けのレース素材のボクサーパンツを発売し話題となりました。

さすがに肝心な部分は隠れているものの、他の部分は透けていて肌の部分は見えています。ただ、レース素材特有の通気性があり、ムレが軽減されて、長時間身につけていても嫌な感じがしないそうです。そして伸縮性にも優れ、締めつけ感も特に感じられないとのこと。

レース素材は女性のものという固定観念を覆し、新しい男性下着のスタイルを提唱した今回のパンツ、これをきっかけにレースにハマる男性も増えていくのではないでしょうか? ちなみにこのボクサーパンツのラインナップには花柄をあしらったものも加わっているそうです。今後、われわれの想像を超えた新しい下着がどんどん登場していくかもしれませんね。