サッカー日本代表「森保ジャパン」は、FIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選でミャンマー、シリア、北朝鮮と対戦。今月16日にミャンマー戦を控える中、日本代表OBの今野泰幸氏が組み合わせに対する感想を述べるとともに、ファン・サポーターの見方と実際にプレーする選手との“温度差”に言及している。
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カタールW杯でドイツ代表、スペイン代表と欧州強豪国を下した日本。今年6月から10月までの国際Aマッチで6連勝を飾っており、9月にはドイツとの再戦で4-1と勝利するなど、充実ぶりが顕著だ。それだけに、ファン・サポーターの間では「2次予選は首位通過で当然」との見方が広まっている。
そんな中、日本代表OBの内田篤人氏は、2次予選の組み合わせに対する感想で、選手とファン・サポーターの間でギャップがあると指摘。自身の冠番組であるDAZN制作『フットボール・タイム』出演時に、「まわりは『難しいとはいえ、大丈夫でしょ』と見ているけど、プレーする側としてはピリッとする」と語っている。
これにはゲスト出演の今野氏も賛同。同氏は「僕がもし今日本代表に入っていたら、この組み合わせ嫌ですね。特にシリアと北朝鮮。シリアは体格も良いし、足元も巧い。日本中の皆さんは分かっていないと思うけど、地味に強い」と、シリアの格下扱いは危険だと主張している。
日本代表が今月21日に中立地サウジアラビアで対戦するシリアは、MFエセキエル・ハム(CSインデペンディエンテ)をはじめ、アルゼンチンとの二重国籍を有する選手を複数名招集。ハムは2018年にFC岐阜でFW古橋亨梧(現セルティック)とともにプレーしていた。