AFCアジアカップの日本代表FW伊東純也（スタッド・ランス）には、1月31日に『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』で性加害疑惑が報じられている。日本時間2日夕方に改めて同選手の代表チーム離脱が正式決定した中、ロシアW杯日本代表MF本田圭佑の公認YouTuberであるMAKIHIKA（マキヒカ）さんとウンパルンパさんが持論を述べている。
デイリー新潮の報道によると、伊東は昨年6月21日に大阪府内のホテルで女性に酒を飲ませ、同意なく性的行為に及んだとのこと。すでに女性側は刑事告訴している中、アジアカップ決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦のキックオフ数時間前にインターネット上で記事が先行配信。選手側も1日に虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出している。
週刊誌や女性側に対する厳しい声も挙がる中、マキヒカさんは2日に自身のYouTubeチャンネルを更新。性加害疑惑報道を受けて「起訴されて有罪判決が出ていない段階で、報道が出たというだけで犯罪扱いする。この日本、おかしいですよ」と苦言。
ウンパルンパさんが「あのバーレーン戦直前に（記事を）出してくるあたり。週刊誌はいくらでも別に出すタイミングがあったと思う。あのタイミングで出してくるのは、ちょっと大人の悪い仕業というか、なんか企んでいるような気がするんですよ」と、記事をリリースするタイミングに怒りをぶつけると、マキヒカさんも「記事の出し方が本当に腹立つ。日本人は有名人のスキャンダルを好みすぎ」と憤慨。
「週刊誌のツイート（投稿）をいいねやリツイート（リポスト）しない。『伊東純也選手はそんなことしない』と引用リツイート（引用リポスト）している人は、擁護しているのではなく、拡散しているから、関わらないようにするのが良いかなと思う」と、視聴者に呼びかけた。
なおランスは現地時間1日に声明を発表。「伊東が起こした虚偽告訴容疑の告訴状に注目し、留意している」と性加害疑惑報道に触れた上で、「現段階もクラブは選手との連帯を持っている。いかなる法的進展も注意深く見守りたい」としている。
