中国政府の主導により、パレスチナ自治政府の主流派であるファタハと、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが和解する合意に署名しました。先進各国の内政が混乱している間に、中国の中東での存在感が高まっています。北京での会議には、ファタハとハマスを含む14の組織が招待されていました。
パレスチナ各派、分裂終結うたう「北京宣言」 中国は調停で成果強調 ZYMQd1A
パレスチナ自治区の自治政府主流派ファタハや、イスラム組織ハマスなど各派閥が話し合う会議が北京で21~23日に開かれ、「分裂を終わらせる」とする「北京宣言」に合意した。
— 朝日新聞国際報道部 (@asahi_kokusai) July 23, 2024
かつてエジプト政府の主導で成立した和解合意により、ガザの行政権限を統一政府へ移譲することが決まったこともありましたが、合意は崩壊していました。
犬猿の仲であったファタハとハマスの間を中国が取り持ちました。
これは大きなニュース。これまで犬猿の仲だったファタハとハマスを結び付けたのが中国。イランとサウジも中国が仲介した。中東における仲介外交で中国が大きな役割を果たすようになる、という状況はこれまでにはなかった流れ。P6KdqEA1s @cnn_co_jpより
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) July 23, 2024