逮捕された女に謝罪されはしたが怒りは収まらず、類似事件の再発を防止したいとも考える被害者の妊婦が、「被害届は取り下げない」と話している。『Thaiger』などタイのメディアが伝えた。
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■妊婦を蹴り上げた女
タイ・パンガン島で暮らす女性Aさんは妊娠8ヶ月のなか、オーガニックのハーブ製品などを取り扱う店を営んでいる。
商品の性質上、店内においては衛生管理が欠かせない。そこでAさんは入口ドアに「靴を脱いでから入店を」と書いた紙を貼り、客に理解を求めてきた。
しかし18日午後1時頃、ロシア人の女Bが靴を履いたまま入店。その様子を見ていた地元の客らが注意したが、Bはタイ語が理解できなかったらしく靴を脱がなかった。
そこでAさんが英語で声をかけて説明を試みたが、Bは怒り出し卑語を連発。これに腹を立てたAさんが「出ていってほしい」と伝えたところ、BはAさんの股間を二度も蹴った。Aさんが咄嗟に腹をかばったため、お腹の赤ちゃんは無事だった。