■脊椎損傷が明らかに

コロナ禍だったため、クリスティさんは治療を受けるパートナーに付き添うことは許可されなかった。

心配しながら別の場所で待機していたところに病院から電話があり、「首を強打しており脊椎にも損傷が及んでいる」「検査と手術が終わるまで詳しいことは分からない」と聞かされた。

直前の出来事についてパートナーに尋ねたクリスティさんは、「鼻を思い切りかんで気を失った」と聞かされ驚いた。脊椎が損傷したのは、床に倒れ込む直前に首がバスルームベンチに当たったせいだったのだ。