ちなみに2005年以降、ミステリーサークルが出現した地域の累計トップ10は以下の通りとなっている。

1位:ウィルトシャー(380)
2位:ハンプシャー(51)
3位:オックスフォードシャー(35)
4位:ドーセット(12)
5位:ケント(11)
6位:ウォリックシャー(8)
7位:グロスターシャー、サマセット(7)
8位:イースト・サセックス、リンカンシャー(6)

 ウィルトシャーはイングランド南西部の農村地帯。同州のソールズベリー地区にはかの有名なストーンヘンジが存在するほか、ホワイトホースと呼ばれる地上絵も見られる。イギリスで最も美しい村に選ばれたこともあるカースル・クーム村もある。ウィルトシャーでミステリーサークルが多く作られるのは、農村地帯であることはもとよりストーンヘンジなどの霊的な場があること、そして風光明媚な景色もその理由の1つかもしれない。農地面積だけでいえば、ウィルトシャーよりもハンプシャーやリンカンシャーの方が大きいため、単純に農作地帯があれば良いというわけでもないようだ。

 ところで、1991年にダグ・バウワーとデイブ・チョーリーがミステリー・サークルの最初の製作者として名乗りを上げ、製作方法も含めてネタばらししたことがある。ただミステリーサークルを製作するほかのグループも複数活動しているようで、その全体像は把握されていない。ミステリーサークルの多くは人間の手によるものだと考えられているが、宇宙人がやっていないと証明することもまた難しい。

参考:「Daily Star」「Agrolearner」

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
ミステリー&オカルト専門ニュースサイト「ミステリーニュースステーションATLAS」では、UFO、UMA、幽霊、怪談、都市伝説など過去から最新のニュース紹介。

文・勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)/提供元・TOCANA

【関連記事】
初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?