2つ目は、現役時代に資産運用をしなかったことです。株や不動産などに投資できることを知りませんでした。また、知ってからもリスクが怖くて手を出せず、お金を増やすチャンスを逃してしまいました。

3つ目は、定年退職後に再就職や副業をしなかったことです。年金だけでは生活が厳しいことは分かっていましたが、仕事をする気力や体力がなかったのです。

これら3つを踏まえて、現役時代にやっておけば老後貧乏にならなかったのではと思うことは、「株式投資」「不動産投資」「早めの老後の計画」です。

また、現役時代は仕事一筋で家族との時間を犠牲にしていました。お金ではなく愛情や思い出を与えるべきだったと後悔しています。今では家族との関係が冷え切ってしまい、とても反省しています。これから少しずつ関係を改善できればと思っています。

(70代・男性)

今回は、老後貧乏にまつわるエピソードについてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・MONEY TIMES編集部