素材の組み合わせの妙が興味深い作品が多い中、一番気に入ったのは、アヴァン・デセール的に出てきた、ベルガモット・クレソン・シャルトルーズ・エストラゴンの一皿。
作家にオーダーメイドしている器も料理と共鳴しているし、カトラリーはデザイン強めながら口当たりと使い心地も決して悪くないし、テーブルや椅子もとても素敵。テーブルの木の質感、食事中ずーっと触ってられる。
「ジェオスミヌ」に関わっている生産者、料理人、サービススタッフ、セラミストや家具職人などが、みんな同じレベルでアーティスティックでナチュラルな雰囲気で、とてもバランスがいい。
マキシムのセンスが、抜群によいのでしょうね。
若くて才能ある料理人に事欠かないパリの食シーン。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年2月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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