町田ゼルビア所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太は、複数回にわたるPK直前の水かけ行為で話題に。ボールを濡らすことを巡り様々な意見が飛び交う中、他クラブのSNS投稿が反響を呼んでいる。
明治安田J3リーグ所属のFC琉球は10月22日、クラブ公式Tiktokアカウントで「ボールを濡らすと驚きの効果が…!」というテーマの動画を投稿。DF藤春廣輝ら同クラブ所属の複数選手が給水ボトルに入った水をボールにかけて、5m、10m、15m、30mという距離でボールを蹴るという企画を実施しているが、パス精度が下がらないことを実感した藤春は、「濡れている分、ボールが走る」「蹴り心地は変わらないけど、ボールが滑ってくれるから濡れた方がやりやすい」などと感想を述べている。
この琉球のSNS投稿には、TikTokのコメント欄で「良い企画」「面白い」「サッカーも奥深いですね」といった好意的なメッセージが多数寄せられているが、「これを見て、日本サッカー協会はルールを改正する必要があるかも」「藤尾選手」「問題はPKですね」などと、藤尾のPK水かけ行為を想起させるコメントも。
しかし、クラブは「JFAに提出しましょ」という一部ファンからの声に対して「規模が大きい、、、あくまで視聴者へお楽しみいただきたいだけなのです」と返しているほか、「今度は試合で検証してください!」というメッセージに対して、「試合はどうですかね、、、!他のチームさんと同じようにプレーさせて頂きます」と反応。
そして「あくまで検証であり、最近サッカー界で話題のチームのことをディスっているわけではないんです」という意見に、「代弁していただきありがとうございます。平和主義の琉球なので、アワアワしておりました」と感謝の思いを伝えるなど、「PK水かけ行為」を巡る問題とは一線を画している。