焚き火やバーベキューの準備で火を起こすとき、火吹き棒があると効率よく火起こしすることができて便利です。今回は、そんな火吹き棒の正しい使い方とともに3つの使い方のコツをご紹介!また、注意点も合わせて紹介するので、火起こしするときの参考にしてみてください。

目次
火吹き棒について
効率よく使うコツ

火吹き棒について

焚き火などの着火に使うアイテム

火吹き棒は、火種が燻っているところに直接息を吹きかけることで火力を上げるためのアイテムです。うちわや扇子で仰ぐより簡単に着火することが可能な火吹き棒はさまざまなメーカーで取り扱っており、コンパクトに伸縮するものや軽量なものなどがあります。

火吹き棒のサイズ感

火吹き棒のサイズ感は取り扱っているブランドによって多少異なりますが、だいたいφ-10mm×130~620mmおなっています。重さは22g前後であることがほとんどで、とても軽量です。基本的に1本の棒状ですが、メーカーによっては伸縮してコンパクトになるものもあります。

火吹き棒の使い方

【保存版】火吹き棒の正しい使い方ガイド。3つのコツや注意点をわかりやすく解説!
(画像=出典:unsplash.com,『暮らし〜の』より 引用)

火吹き棒の使い方は、とても簡単です。火吹き棒を焚き火に向けてその穴からそっと息を吹きかけるだけで難しい工程はないのでソロキャンプでも安心ですし、お子さんでもお手伝い感覚でできるでしょう。

火吹き棒は太い方が息を吹き込む方で、細い方が空気が送り出される方です。先端から火元まで10cmから20cmほどの距離で火吹き棒を吹くと、より効果があります。

効率よく使うコツ

口をつけて使う

【保存版】火吹き棒の正しい使い方ガイド。3つのコツや注意点をわかりやすく解説!
(画像=出典:unsplash.com,『暮らし〜の』より 引用)

火吹き棒に口をつけないほうが、空気を効率よく送り込めるとよく言われています。口をつけないことで周りの空気を巻き込んでより多くの空気を一度に送ることができるため、そう言われてきました。確かに直径が大きいものならその方が効率はいいです。

しかし、一般に販売されているものは直径が小さく、口を離して吹くと空気はたいして筒の中を通らず周辺に霧散してしまいます。そのため、口をつけたほうが効率よく空気を送れるでしょう。

熾火のタイミングで使う

火吹き棒が効果を表すのは、ある程度火が燻っている熾火(おきび)の状態にあるときです。着火してすぐやそれほど熱が上がっていないうちに空気を送り込んでしまうと、せっかく点いた火も消えます。

火吹き棒は燃料と熱が揃って初めて出番です。熾火の状態になると簡単には消えないので、ここがまさにベストタイミングと言えます。小さな熾火でも、火吹き棒があれば効率よく簡単に火を起こすことができるでしょう。

ピンポイントに狙わない

【保存版】火吹き棒の正しい使い方ガイド。3つのコツや注意点をわかりやすく解説!
(画像=出典:unsplash.com,『暮らし〜の』より 引用)

火吹き棒はピンポイントで狙った場所に空気を送れますが、ピンポイントに狙わないほうが効率よく火を起こせます。ピンポイントに火を狙って吹くのではなく、底を中心に焚き火全体を吹きましょう。

焚き火台や地面に向かって吹き、全体に空気を送り込むイメージです。そうすることで焚き火全体に充分な量の酸素を供給することができるので、キャンプファイヤーのような大きな火でも簡単に起こすことができます。