海釣りで釣れる危険魚

海では川や池に比べて多種多様な 魚が生息しており、 その分釣れる魚の種類も大変 多いです。 しかしそんな釣れる魚の中には 危険な毒を持ったた魚も存在します。 安全に海釣りを楽しみには そういった危険魚の知識を 持っておくのもコツの一つ。 ここでは海釣りで釣れた際に 気を付けなければならない 有名な危険魚について紹介します。

ゴンズイ

堤防釣りでよく釣れるナマズの様な 外見をした魚がゴンズイ。 背びれと胸びれに毒腺を持つ 毒魚です。 夜の堤防釣りで釣れることが 非常に多く、アイナメや ギンポと間違える可能性があるので 釣れた際はきっちりとライトで照らして 何の魚であるか確認しましょう。 もしゴンズイを釣り上げてしまったら 下手に触らずにハリスを切って そのまま海に返してあげるのが おすすめです。

  • ゴンズイに刺された時の対処法 刺された部分を50度程度のお湯で 温めるのがゴンズイに刺された時の 主な対処方法。 これによってゴンズイの毒の拡散を 和らげることが出来ます。 お湯が無ければホットの缶コーヒー を押し当てるなどでも代用可能です。 死に至る毒ではありませんが 1日から数日痛みが続くので 必ず病院に行くようにしましょう。

オニカサゴ

美味しい魚として非常に人気の オニカサゴでありますが、この魚も 強力な毒を持っている毒魚です。 背びれと胸びれエラブタ辺りに 毒針を持っていている危険な魚。 釣ったらまずは毒のある危険な 部分を調理用のはさみなどで 切り取ってしまってから 取り込めは刺される危険は なくなります。 持ち帰る気が無いならゴンズイ と同様にハリスごと針を切って 海へお帰り願いましょう。

  • オニカサゴに刺された時の対処法 オニカサゴに刺されると激しい激痛に 体のしびれ、最悪は呼吸困難 などの重い症状が現れます。 まずは冷水で幹部を洗い流して 毒素を絞りだし、幹部を 温めてすぐに病院に向かう ようにしましょう。

アカエイ

海水浴でもたびたび被害が報告される アカエイも海釣りで釣れる 危険な毒魚の1つです。 長い尻尾の中に10cmほどの 長くて鋭い毒棘を持っているので 釣りあげてしまった際は この尻尾に注意してください。 刺される事は無くとも 棘を使って切り裂くように 攻撃もしてくるので 細心の注意が必要です。

  • アカエイに刺された時の対処法 アカエイの毒は強力で激しい 炎症を起こした後、最悪 アナフィラキシーショックで 死に至る場合もあります。 アカエイに刺された場合は幹部を 水でよく洗い、毒を絞り出してから 幹部を40度から50度程度で温めて すぐに病院へ向かうようにしてく ださい。

海釣りで不用意に魚には触らない

海の魚は種類が多く、一つの ポイントでも数多くの魚が 釣れます。 アジやヒラメなどおいしい魚も たくさん釣ることが出来ますが、 ここに挙げたように不用意に 触ると酷い目に合う魚も 少なくはありません。 知らない魚が釣れた時は 不用意に素手で触ろうとは せずに、極力触らない様にして 針を外して逃がしてあげるのが 身を守る基本であり コツです。