オーストラリア代表は10月15日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で、日本代表に1-1で引き分け。MF伊東純也、中村敬斗(ともにスタッド・ランス)の活躍が目立ったが、ドイツ在住の日本人サッカー関係者が日本代表に対するオーストラリア代表選手の“リアル評”を伝えている。
日本がW杯アジア予選開幕から3連勝と地力の違いを見せていただけに、この一戦でも日本の勝利を予想する声が多かった。しかしMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF堂安律(SCフライブルク)などが、強靭なフィジカルを兼ね備えるオーストラリア守備陣を前に苦戦。オーストラリアのシュートを1本に抑えたとはいえ、オウンゴールで先制点を与えた。
森保ジャパンにとっては不本意な結果だったとはいえ、一部のオーストラリア代表選手は日本の脅威を実感したという。ブンデスリーガ昇格組ザンクトパウリの用具係である神原健太氏は、「豪州代表のキャプテンが今日日本から帰ってきて日本や日本戦について色々話してくれた!」とXに投稿すると、MFジャクソン・アーバインから聞いた話として以下のように綴っている。
「念願の板倉くんとユニ交換しててすごく嬉しそうにみんなに見せびらかしたよ。笑 とにかく日本は強かったって終始日本をべた褒めしてた。その中でも特に中村敬斗選手が印象的だったみたい」
オーストラリア戦で70分からピッチに立った中村。左サイドから鋭いドリブルでペナルティエリアに侵入するなど、何度もチャンスを演出していた。11月25日にボルシアMG戦を控えるなか、一足早くDF板倉滉のユニフォームを手に入れたアーバインだが、次回対戦時には中村を徹底マークする可能性も考えられる。