■「メモを取らなくていい」と言われ

若い頃、メモを取らせない人の下で働いていた40代男性は、「学生時代にバイトをしていたときの店長が、『メモはいらないから、頭で覚えて』との考えの人だったんです。最初は困りましたが、おかげで早く覚えられたのはあるかもしれません。ただ今だと、きっと『ブラックバイト』と言われそうな厳しい体質でしたが…」と語る。

次のバイトでメモの重要性に気づいたようで、「その店長の言うことが基本になっていたので、次のバイトでは最初、上の人に『メモを取って』と叱られてしまいました。そのときに初めて、メモ取るのが本来の対応方法なのだと気づいたのを今でも覚えています」とも話していた。