長さ・太さの目安
長さは微調整する
長さ・太さは体格に合わせて調整しましょう。目安としては30~40cmが一般的です。長過ぎると使いにくく、短過ぎるとうまく力が伝わりません。自作時のポイントとしては、一旦30~40cmの長さに切ってから、バトニングする姿勢を試してから微調整を繰り返しましょう。
太さは斧のハンドルを目安に
太さの目安は力を抜いても手で握れる程度です。斧のハンドルをイメージするとわかりやすいかもしれません。
太さも削って調整しますが、最初の時点で細すぎると折れたり力が伝わりにくかったりする恐れがありますので注意してください。
手が小さい人は、打点にする部分の太さは変えずに持ち手を加工することで、重みを残しながら手にも馴染んで使いやすいバトニング棒を作成可能です。
自作に必要なものと役割
- 必要なもの
- ・斧
・ナイフ
・ノコギリ
・グローブ
・紙やすり
整形するのに使う道具
斧とナイフは、バトニング棒を削る・整える作業に使います。ナイフのみを使って加工もできますが、斧があると効率よく作成可能です。
ナイフだけを使って作る場合は、表面や節を削らなければならないため、刃が長く、厚みのある丈夫なシースナイフを選ぶとよいでしょう。素材に大きな節がある場合は、ノコギリも準備しておくと効率的に作業できます。
グローブ・紙やすり
刃物を使用するため、手を保護するグローブは必ず用意しておきましょう。手の動きを妨げないサイズのものがおすすめです。紙やすりは、表面を滑らかに仕上げたい場合に使用します。粗め(#60~#280)のものと中目(#320~#800)の2種類を揃えておくとよいでしょう。