追い詰められると放棄してしまうのを繰り返してしまうと、逃げ癖がより強固になってしまい、問題に向き合う力が段々となくなっていきます。もちろんそうなれば逃げ癖を治すことは難しいでしょう。

逃げることに慣れてしまっているから

当然逃げることに慣れてしまえば、逃げ癖を直すことはかなり難しいでしょう。人間は逃げることによって、問題から解放される快感を味わいます。それを繰り返すことによって、問題に向き合う力がなくなっていき、逃げることに慣れてしまいます。

自分の言動に責任を持っていない、感じていないから

これは性格的な問題ですが、自分の言動に責任を持っていない場合は、逃げ癖を治すことは難しいでしょう。自分の言動に責任を持っていない人は、そもそも「逃げる」ことにあまり抵抗がなく、「面倒事を回避できるならそれで良い」と逃げてしまいます。

こうした人間はある種の意識改革が必要であり、そのまま放っておくと周囲の人間に迷惑をかけてしまうでしょう。

面倒な事を回避してしのいできた経験があるから

面倒事をしのいできた経験がある人は、なかなか逃げ癖を治すのは難しいでしょう。「面倒事を回避する」というのは、ある意味で「気持ちの良い」「晴れ晴れする」ことであり、それが成功体験として自分の中に積み上がっていきます。

そうした経験がしっかりと自分の中に定着していると、何か面倒事が起こった場合、今までと同じようにしのいでしまおうと考えるのです。

逃げ癖を克服する6つの方法

それでは最後に逃げ癖を克服する6つの方法を見ていきましょう。

面倒な事は後回しにせずまずは取り組む 失敗に対して言い訳をせずにきちんと自分の非を認める 小さな成功体験を積み重ねる 目標設定を低くしてみる やらざるを得ない状況を作り自分自身を追い込む 自分に合った仕事をする

それぞれを詳しく解説します。

面倒な事は後回しにせずまずは取り組む

逃げ癖を持っている人間の悪い特徴は、何かを始める前に「失敗したらどうしよう」「もしダメだったらどうやって逃げてしまおう」など余計なことを考えてしまうところです。そうした雑念はすべて払ってしまい、まずは目の前のタスクに取り組んでみましょう。