アルダ・ギュレル 写真:Getty Images

 フェネルバフチェ(トルコ1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレル(19)の獲得に興味を持っているようだ。

 2019年にフェネルバフチェの下部組織に加わったギュレルは、2021年にトップチームデビューを果たすと、昨夏にマドリードへ移籍。負傷の影響でシーズン前半戦は棒に振ったが、昨季は卓越したボールコントロールと高水準な左足のキックを武器にラ・リーガ10試合で6ゴールを記録した。

 スペイン『アス』によれば、古巣のフェネルバフチェが今季のラ・リーガで7試合に出場しているものの、プレータイムが限定されているギュレルの状況を注視している模様。フェネルバフチェはシーズン後半戦にレンタルで獲得するためにマドリードとコンタクトを取る予定だという。

 マドリードはギュレルを売却するつもりはないものの、フェネルバフチェが年俸を負担するのであればレンタル移籍を検討する可能性があるとのこと。フェネルバフチェのアリ・コチュ会長は近日中にトルコ代表MFと個人的会い、将来について話し合う可能性があるようだ。

 フェネルバフチェを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督はギュレルをチームに加えたいと明言している模様。なお、マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督は同選手について「すでに昨季よりも多くの時間プレイしている。彼は才能があり、自分がここで果たすべき役割を理解している。彼の将来は間違いなくここレアル・マドリードにある」とコメントしているが、どのような結末が待っているのだろうか。