ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトに所属するエジプト代表FWオマル・マーモウシュが、ブンデスリーガ第6節時点8ゴールで得点ランキングでトップに立ち、今2024/25シーズン強豪バイエルン・ミュンヘンのイングランド代表FWハリー・ケインらを上回る好調な成績を見せている。
2023年にヴォルフスブルクからフリーでフランクフルトに加入し、安定した得点力とスピードを武器に注目を集めているマーモウシュ。エジプト代表としては32試合に出場し6ゴールを記録するなど、国際舞台でも存在感を示している。これにより、同国代表レジェンドであるFWモハメド・サラー(リバプール)の後継者として期待され、エジプト国内外で評価が高まっている。
10月7日に行われたフランクフルト対バイエルン(3-3)でも2ゴールを挙げたマーモウシュは、「今シーズンはチーム全体での雰囲気が良く、皆で勝利を楽しんでいる」と語っており、フランクフルトの居心地の良さが、個人のパフォーマンス向上に寄与していることがうかがえる。
フランクフルトのディノ・トップメラー監督やスポーツディレクターも彼の成長に高い期待を寄せており、今後の移籍市場で多くのクラブから注目を集めることは間違いないだろう。
同郷のサラーはリバプールで長年にわたり活躍し、エジプト代表でも57ゴールを記録するレジェンドだが、31歳となり将来的なエース交代が議論される中、25歳のマーモウシュがその座を引き継ぐ可能性を期待されている。
今後、マーモウシュがエジプト代表としてさらに飛躍し、サラーに並ぶ存在となるか引き続き注目したい。