ブルンジ内戦中、隣国タンザニアの難民キャンプに逃れた両親の元で産声を上げたFWネストリ・イランクンダは、2022年に15歳で母国オーストラリアのアデレード・ユナイテッドにてプロデビュー。同年オーストラリアリーグのオールスターズに選出され、バルセロナ(スペイン1部)との試合に参加した。
そんなイランクンダは2023シーズン、ミーティングへの度重なる遅刻や若手選手が担うべき役割を果たさなかったことが問題視され、クラブから1か月の出場停止処分が下される。試合でも相手選手を突き飛ばし乱闘騒ぎに発展するなど、やや素行に問題が残る。しかし、速さと技術を兼ね備えた技術は確かであり、バイエルンが獲得に動いたとの噂も納得だ。
日本代表:3位
MF南野拓実
- 所属クラブ:ASモナコ(フランス1部)
- 市場価値:2,000万ユーロ(約32億3,300万円)
- 年齢:29歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦8試合1得点1アシスト
2021年に行われた2022W杯のアジア2次予選で、日本代表史上初となる開幕から7戦連続ゴールを記録したMF南野拓実。更には2022年、当時所属していたリバプール(イングランド1部)で、世界最古とされるFAカップにおいて5試合4得点を記録しチームの優勝に貢献。また、ファン投票による同大会のベストイレブンにも選出されている。
オーストラリア代表:3位(2位タイ)
MFライリー・マッグリー
- 所属クラブ:ミドルズブラ(イングランド2部)
- 市場価値:350万ユーロ(約5億7,200万円)
- 年齢:25歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦4試合出場2アシスト
オーストラリアのアデレード・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたMFライリー・マッグリーは、コンスタントに出場時間を増やし、2017年にクラブ・ブルッヘ(ベルギー1部)に移籍するが2シーズンの在籍で出場試合はゼロ。悔しさを胸に母国へ戻ると才能が開花する。