バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFフロリアン・ビルツ(21)は、バイエルン・ミュンヘン(同1部)への移籍を望んでいるようだ。
ケルン下部組織出身のビルツは2020年1月にレバークーゼンへ移籍すると、同年5月にチーム史上最年少となる17歳15日でプロデビュー。想像力溢れるボールテクニックと高水準なパス精度を武器に若くしてチームの主力に定着すると、昨季はブンデスリーガ32試合で11ゴール12アシストを記録し、クラブの無敗優勝に貢献した。
今季もここまでリーグ戦6試合で4ゴールを記録しているビルツにはバイエルンのほかにレアル・マドリード(スペイン1部)やマンチェスター・シティ(イングランド1部)など複数クラブが目を光らせている模様。そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、バイエルン移籍に気持ちが傾いており、その後に海外クラブへの移籍を望んでいるようだ。
しかし、現時点でバイエルンとレバークーゼンでの話し合いはなく、交渉は行われていないとのこと。2027年夏までドイツ王者と契約を結んでいるビルツの移籍金は少なくとも1億ユーロ(約163億2000万円)でそれ以上になる可能性もあるようだ。
なお、バイエルンはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からライプツィヒにレンタル移籍中のオランダ代表MFシャビ・シモンズにも興味を持っている模様。今夏にバイエルンが獲得に失敗したオランダ代表MFは今季のブンデスリーガ6試合で1ゴール1アシストを記録している。