ティアゴ・サントス 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、リール(フランス1部)に所属するU-23ポルトガル代表DFティアゴ・サントス(23)の獲得に興味を持っているようだ。

 下部組織時代はポルトガルの複数クラブを渡り歩いたサントスは、2022年に母国のエストリルでプロキャリアをスタートさせると、2023年夏にリールへ完全移籍。高い攻撃力と豊富な運動量を武器に今季はここまで公式戦13試合で2アシストを記録している。

 スペイン『スポルト』によれば、昨季はマンチェスター・シティ(イングランド1部)からレンタルで加入していたポルトガル代表DFジョアン・カンセロの買取を見送ったバルセロナを率いるハンジ・フリック監督は今夏に右サイドバック補強を望んでいたという。

 最終的に右サイドバックの補強に失敗したバルセロナはフランス代表DFジュール・クンデをそのポジションで起用しており、フリック監督も非常に満足している模様。U-19スペイン代表DFエクトル・フォルトの出場機会も増えているなかで、バルセロナはサントスに目を光らせており、リールの試合にスカウトを派遣しているようだ。

 なお、バルセロナはサントスの同僚であるカナダ代表FWジョナサン・デイビットにも特別な関心を持っているとのこと。今季限りでリールとの契約が満了になる同選手には複数クラブが関心を示していることから簡単なオペレーションではないものの、代理人はバルセロナと良好な関係を築くジョルジュ・メンデス氏となっている。