U-10世代から高校卒業まで川崎フロンターレの下部組織に所属していたMF三笘薫。高校3年時にはトップチーム昇格の話もあったが「すぐにプロになってできる自信がない」との思いから筑波大学に進学し技術を磨く。大学2年生で川崎の特別指定選手として登録され、卒業後はすぐに頭角を現した。その後、2021年8月にブライトンへと移籍するが、A代表未経験のため労働許可証が発行されず、ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付きで加入。2022年夏、ブライトンに復帰している。
2022年のカタールW杯スペイン戦でMF田中碧のゴールをアシストした三笘。田中にラストパスを送る直前のボールがゴールラインを割っていたように見えたが、VAR判定の結果、三笘がギリギリで拾っていたと認められ『三笘の1mm』として世界中で話題になった。
緩急をつけたドリブル突破でフィニッシュまで個人で展開することができる。精度の高いパスやシュートも持ちあわせており、ハイセンスな攻撃が魅力だ。
サウジアラビア代表:2位
DFサウド・アブドゥルハミド
- 所属クラブ:ASローマ(イタリア1部)
- 市場価値:400万ユーロ(約6億5000万円)
- 年齢:25歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦4試合に出場
2018年にサウジアラビアのアル・イテハドでプロ生活をスタートしたDFサウド・アブドゥルハミドは、2022年にアル・ヒラルへ完全移籍し2度のリーグ制覇に貢献。個人では、2020シーズンの10月と12月に月間最優秀若手賞を受賞している。2024年8月よりASローマへ完全移籍で加入。今年のAFCアジアカップでも攻撃の起点となっており、スピードに加えテクニックや視野の広さも兼ね備えている。
日本代表:1位
MF久保建英
- 所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン1部)
- 市場価値:5,000万ユーロ(約80億7,500万円)
- 年齢:22歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦9試合出場、2ゴール