2007年、中学入学と同時にセレッソ大阪U-15に入団した大阪府出身のMF南野拓実。2012年8月には高校3年生で2種登録選手となり在学中にJ1デビューを果たした。翌年トップチームに昇格すると、高卒ルーキーとしてはクラブ史上初となるJ1開幕戦でスタメンに抜擢。この年は出場した29試合で5得点と活躍し、Jリーグベストヤングプレーヤーに輝いた。2015年1月には19歳でオーストリアのレッドブル・ザルツブルグに移籍。2020/21シーズンにはイングランドの名門リバプールに加入しており、FWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノといった錚々たるタレント選手とプレーした実績を持つ。2022/23シーズンからはフランス1部のASモナコに所属している。
得点能力の高さや豊富な運動量、そして何より闘争心の高さが最大の持ち味である南野。C大阪時代の2014年、ベガルタ仙台戦で当時19歳だった南野は右サイドでパスを受けドリブルでペナルティーエリア内に侵入しシュートを放ったが外してしまう。ペナルティーエリア内でフリーだった元ドイツ代表のFWカカウは、このプレーに対し「なぜパスしないんだ」と激怒。すると南野は苛立ち、14歳年上であるカカウの背中に向かって暴言を吐いた。敵味方関係なく闘争心を剥き出しにする姿が頼もしい選手だ。
サウジアラビア代表:3位
MFファイサル・アル・ガムディ
- 所属クラブ:KベールスホットVA(ベルギー1部)
- 市場価値:250万ユーロ(約4億640万円)
- 年齢:23歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦2試合出場
2024年1月に行われた北中米W杯1次予選のキルギス戦でサウジアラビア代表として初ゴールを挙げたMFファイサル・アル・ガムディ。9月よりベルギー1部のベールスホットにレンタル移籍を果たすなど、徐々にその名が売り出されている旬の選手である。
日本代表:2位
MF三笘薫
- 所属クラブ:ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)
- 市場価値:4,500万ユーロ(約72億7,200万円)
- 年齢:27歳
- 今シーズンの個人成績:公式戦6試合出場、1得点