ジャマル・ムシアラ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラ(21)との契約延長に向けて前進しているようだ。

 2019年夏にチェルシーからバイエルンの下部組織に加入したムシアラは、2020年6月にクラブ史上最年少でプロデビュー。圧倒的なテクニックを活かしたボールコントロールや高水準のパス精度を武器に若くして主力に定着すると、昨季は公式戦38試合で12ゴール8アシストを記録した。

 今季もここまでブンデスリーガ5試合で3ゴール1アシストを記録してるムシアラだが、バイエルンとの現行契約は2026年夏まで。ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ムシアラは2026年夏以降もバイエルンでプレーすることに前向きだという。

 このことはスポーツディレクターを務めるマックス・エーベル氏やクラブ幹部に知らされているとのこと。年俸800万ユーロ〜900万ユーロ(約13億円〜約14億6000万円)を受け取っているドイツ代表MFの年俸は2500万ユーロ(約40億6000万円)まで上がる可能性があり、新契約は2029年夏か2030年夏まで有効になるようだ。

 なお、ムシアラにはレアル・マドリード(スペイン1部)やマンチェスター・シティ(イングランド1部)からの関心が浮上しているものの、現時点で交渉は行われていないとのこと。過去には移籍の可能性を仄めかしていた同選手だが、このままスムーズに契約延長交渉は進むのだろうか。