マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、前バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)監督のトーマス・トゥヘル氏の招へいを検討しているようだ。
昨季はFAカップを優勝した一方で、プレミアリーグではクラブ史上最低の8位に終わったユナイテッド。今夏にはオランダ代表MFマタイス・デ・リフトやオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテなどを補強したものの、捲土重来を目指す今季は2勝2分3敗と負けが先行しており、リーグ戦でも14位とスタートダッシュに失敗した。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によれば、エリック・テン・ハグ監督の後任としてユナイテッドは今夏にも関心を示したトゥヘル氏の招へいに興味を持っている模様。ドイツ人指揮官を高く評価しているユナイテッドは、現在フリーですぐに契約できることが魅力だと考えているようだ。
また、ユナイテッドの上層部は現地時間8日に会議を開き、テン・ハグ監督についての会議を行うとのこと。同監督は自身の去就について「我々は非常にオープンで、コミュニケーションをとっている。試合後は私は自分の仕事をし、選手と話して管理を質問してメディアからの質問に答えないといけない。我々はいつも話している。毎週、いや毎日話しているよ」と語っている。
ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)やパリ・サンジェルマン(フランス1部)、チェルシー(イングランド1部)などを指導したトゥヘル氏は2023年夏にバイエルンの指揮官に就任。しかし、成績不振を受けて昨季限りで退任していた。