レロイ・サネ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表FWレロイ・サネ(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 2020年夏にマンチェスター・シティからバイエルンに移籍し、10番を背負うサネ。加入初年度から公式戦2桁ゴール2桁アシストを記録するなど、クラブの複数タイトル獲得に貢献すると、昨季も公式戦42試合で10ゴール13アシストの数字を残した。

 そんなサネだが、今夏にクリスタル・パレス(イングランド1部)から加入したフランス代表FWミカエル・オリーズの影響もあり、リーグ戦では途中出場からの2試合のみと出場機会が減少。控えに降格したドイツ代表FWとバイエルンの現行契約は来夏に満了となり、来年1月1日からはフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能となる。

 スペイン『スポルト』によれば、今季のラ・リーガで首位に位置するバルセロナはすでに来夏に目を向けており、経済状況を確認する日強王があるものの、来夏にフリートランスファーとなる選手をモニタリングしている模様。その1人が過去にも関心を示したものの、高年俸が障壁となったサネだという。

 また、バルセロナは来夏にウイングの補強を熱望しており、そのメインターゲットは今夏にも獲得に動いたアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズだという。ただ、このオペレーションを実現するには多額の資金が必要になることから、バイエルンでの状況が変化しているサネを注視しているようだ。