現在J2リーグで2位に位置している清水エスパルスに所属する元日本代表MF乾貴士。J2第32節のアウェイ藤枝MYFC戦(9月22日3-2)でJリーグ通算200試合出場を達成したが、同試合前日にクラブが公開したインタビューでは「息子が(200試合達成の)セレモニーは絶対に見に行く」と話していることを明かした。
度々SNSにも登場している乾の14歳の息子の皓貴(こうき)君は、大阪にある強豪クラブチームでプレーしているようだ。大阪府大阪市住吉区を拠点に活動するアイリスFC住吉である。同クラブのホームページに名前が掲載されている。
アイリスに小学生時代から所属する皓貴君は、練習試合や大会などでも得点を量産し、大会最優秀選手を獲得した経験もある様子。選手としての特徴を「規格外。ポテンシャルの塊。圧倒的なスピード、ゴールに向かう迫力。今まで何度もコーチの理解の範疇を超えた、説明がつかないゴールを叩き込んできた」と紹介されている。日本代表として2018FIFAワールドカップロシア大会にも出場した父親譲りのポテンシャルを持っているとのこと。
アイリスのU-15チームは、今年8月に開催された第39回日本クラブユースサッカー選手権大会U-15に関西第7代表として出場。また、U-12のチームも昨年12月に行われた第47回JFAU-12サッカー選手権大会に出場した実績があり、関西では強豪クラブとして知られている。なお、現在水戸ホーリーホックでプレーするFW中島大嘉をはじめ、複数のJリーガーを輩出している。
乾は上述のJリーグ通算200試合出場を達成の際、60分にはゴールも決めている。アウェイということもあってかセレモニーは行われず、第35節のホームで行われるモンテディオ山形戦(10月20日)で行われる可能性がありそうだ。