前節5ゴールを挙げる大勝を収めた川崎フロンターレ。第33節では優勝争いを繰り広げる町田ゼルビアと対戦した。先制点を許すゲームの中でも、MF脇坂泰斗は落ち着いたボール捌きでリズムをもたらしていた。視野の広さを活かしたスペースへの正確なフィードや狭いところを抜くパスなどでチャンスを創出。逆転ゴールのアシストもマークし勝利の立役者となった。
MF:為田大貴(セレッソ大阪)
10月2日に行われた大阪ダービーを制し連勝を狙うセレッソ大阪は、第33節で浦和レッズと対戦。前半に挙げた先制点を守り抜き、ダービーと同様にウノゼロの勝利を収めた。序盤にゲームが動いた今節、結果的にこのゲーム唯一となるゴールを奪ったのがMF為田大貴だ。コーナーキックの場面、大外にポジションを取るとボレーで上手く合わせて先制ゴールをマーク。チームに勝利をもたらした。
- 最終スコア:1-0
- 前節からの順位変動:C大阪(9位→7位)、浦和(13位→13位)
MF:樋口雄太(鹿島アントラーズ)
7試合ぶりの勝利を目指す鹿島アントラーズ。第33節では、直近の不調が嘘のように4ゴールを挙げる大勝を収めた。そんなゲームで2ゴールの活躍を見せたのがMF樋口雄太だ。前半の早い時間に先制点を奪った今節、ラストパスを丁寧に押し込んで追加点をもたらすと、前半終了間際にもフリーキックの流れから右足を振り抜き鮮やかにゴールをマーク。勝利に大きく貢献した。
MF:マテウス・サヴィオ(柏レイソル)
早く残留争いから抜け出すためにも勝ち点3が欲しい柏レイソルは、横浜F・マリノスをホームに迎えた。開始早々に挙げた先制点を守り抜き勝利を収めたこの試合。唯一となるゴールを挙げたのが、今季も柏における攻撃のキーマンを務めるMFマテウス・サヴィオだ。相手の股を抜くニアへのシュートで先制点を挙げると、その後もスルーパスでの決定機演出など躍動。残留に向け大きな勝ち点3獲得に大きく貢献した。
- 最終スコア:1-0
- 前節からの順位変動:柏(17位→16位)、横浜FM(10位→12位)