日本代表 写真:Getty Images

 日本代表はFIFAワールド北中米大会アジア最終予選でサウジアラビア代表と激突。10月11日に難敵とのアウェイゲームを控えるなか、日本代表・浦和レッズOBの槙野智章氏や柏木陽介氏が対戦相手を分析している。

 10月6日放送のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」では、かつて2017年9月にサウジアラビアとのアウェイゲームに臨んだ槙野氏が徹底解説。最終予選の初戦で、格下のインドネシア代表相手に1-1と引き分けたとはいえ、同氏は「ひとりひとりの個人能力は高い」と評価。「気候、環境面もそうだが、アウェイゲームは難しい。サウジアラビアは特にホームゲームで強い」と警戒している。

 そんな槙野氏と浦和でチームメイトだった柏木氏(現FC岐阜アンバサダー)は、サウジアラビア代表について見解を求められると、「あまりよく分かっていない」という冒頭の発言で笑いを誘う。その上で、「AFCチャンピオンズリーグで戦うこともあったけど、サウジアラビア人選手の能力は高い。難しい試合になると思う。日本がボールを持つ時間は少し長くなるけど、ボールの奪われ方ひとつで変わってくる」と述べた。

 さらに柏木氏は、槙野氏から「サウジアラビアの注目選手いる?」と訊かれ、回答に時間を要すると、槙野氏は「いない」とキッパリ。慌てて「アル・ヒラル」と同国1部の強豪クラブを挙げている。

 なお日本代表は過去に3度敵地でサウジアラビアと対戦し、いずれも0-1で敗北。2021年10月7日のカタールW杯アジア最終予選では、MF柴崎岳(現鹿島アントラーズ)のボールロストをきっかけとしたカウンター攻撃から決勝ゴールを許している。