フェラン・トーレス 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWフェラン・トーレス(24)の獲得に興味を持っているようだ。

 今季のセリエAで2位に位置しているユベントスだが、6月上旬に負傷し、当初の予定では近々復帰する予定であったポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが際離脱に。今季の公式戦8試合で6ゴールを記録しているセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの代役が不在となっている。

 スペイン『スポルト』によれば、ユベントスは1月の移籍市場でオプションの1つとして前線の複数ポジションでプレー可能なフェランをリストアップしている模様。同選手の移籍金はそれほど高額ではなく、ハンジ・フリック監督からの信頼を完全につかみ取れていないことから、獲得のチャンスがあると考えているようだ。

 ただ、バルセロナはシーズン途中に選手を売却したくないため難しいオペレーションになるとのこと。加えて、複数クラブからの関心が報じられた際にスペイン代表FWはバルセロナでの成功が優先事項であることから他クラブへ移籍するつもりはないと強調している。

 バレンシア(スペイン1部)でプロキャリアをスタートさせたフェランはでマンチェスター・シティ(イングランド1部)でのプレーを経て、2021年12月にバルセロナへ移籍。卓越したボールコントロール能力などを武器に今季はここまでラ・リーガ7試合で1ゴール2アシストを記録している。