町田ゼルビア所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太は、以前からPK前の水かけ行為で注目を浴びているが、今度は肘打ち行為で話題に。10月5日に行われた明治安田J1リーグ第33節・川崎フロンターレ戦でのファウルが物議を醸しているが、
ファン・サポーターの間で問題視されているのは、1-4と町田ビハインドで迎えた後半38分のシーン。川崎所属DF佐々木旭がピッチ中央からドリブルで持ち上がる際、ボールとは関係ない場所で、川崎所属DF三浦颯太の顔付近を肘で押さえる。三浦はピッチに倒れ込んだが、主審は川崎のアドバンテージをとったことにより、プレーは続行。MF家長昭博のシュートがラインを割った後、藤尾はイエローカードを貰うと、首元を押さえながら倒れ込んでいる三浦に声を掛けた。
このプレーについて、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継で解説担当の林陵平氏は「故意ですね」と述べつつも、「1-4という状況だと、普通はサボりたくなるというか、後ろで構えたくなるけど、そこを追い越してランニングする姿勢であったり。今のっているんでしょうね」と、走って自陣に戻る同選手の姿勢を高く評価している。
その上で「藤尾選手、今肘出していましたけど、ちゃんと謝っていたので論争止めましょうね」と視聴者に呼びかけたが、ネット上では「藤尾の肘打ちは酷い」「水かけの次は肘打ちかよ」「藤尾の肘打ちでVAR入らなかった理由は?」といった声が。一方で「解説も上手くて人格者の林さんに拍手」「林さんの言葉が素敵」などと、林氏への称賛も相次いでいる。