イングランド2部ブラックバーン・ローヴァーズに所属するFW大橋祐紀が、日本代表に初めて選出されたというニュースが現地で注目を集めているようだ。
2024年7月にサンフレッチェ広島からブラックバーンへ移籍した大橋は、全コンペティション10試合で5ゴールを挙げており、すでにチームの主力として活躍。そのパフォーマンスが評価され、10月3日に発表されたFIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表入りを果たした。
しかし、ブラックバーンのサポーターは、このニュースに対して喜びと不安が交錯しているようだ。日本代表への選出は、当然ながら大橋の実力と努力が認められた証であり、大橋にとってもキャリアの新たなステップとなる。しかし、クラブにとっては、彼のコンディションや過密スケジュール、ロングフライトの影響が懸念される。
大橋は今年、Jリーグが2月にスタートし、7月にブラックバーンに加入したため、休む間もなくフル稼働している。『FOOTBALL LEAGUE WORLD』では、最近では疲労の兆候が見え始めており、ここ数試合ではやや鋭さが失われたとも伝えられている。
ブラックバーンは、彼が代表戦で過度な負担を背負い、怪我を負うことを恐れているとのこと。特に代表戦後のクラブの過密日程を考えると、今の時期に休息をとることが重要だったとも指摘されている。
サポーターの間では、大橋が日本代表として活躍することへの誇りと、クラブでの今後のパフォーマンスに対する不安が入り混じっているのが現状だ。ブラックバーンにどのようなコンディションで戻るのか、日本代表の管理体制にも注目が集まっている。