転職活動では面接の対応が肝となる。しかし、転職希望者の中でも、採用面接の流れがどこの会社でも似ていることを知らない人が意外と多い。
この流れを知らずに面接に臨むのは、地図を持たずに敵地に向かって突っ込んでいくようなものだ。これから転職活動をするならば、面接の流れは確実に頭に入れておき、しっかりと準備と対策をしておく必要がある。
採用面接の流れ
一般的な採用面接の流れは下記のようになっている。
自己紹介⇒職務経歴⇒志望動機⇒転職理由⇒逆質問
面接官は、多くの応募者と面談をするため効率的に進めなければならない。わざわざ特別な質問は不要で、面接でこの内容を聞けば、自社に合う人材かどうか判断できると考えている。
ポイントに触れながらひとつずつ解説しよう。
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面接の流れ①:自己紹介
面接会場で挨拶をした後、自己紹介を簡潔に1分ぐらいで話す。すぐにアピールしようと、あれもこれも話そうとする人がいるが、長くてまとまりのない自己紹介は逆効果だ。
面接の流れ②:職務経歴
職務経歴を聞かれても、新卒入社から今日までの職歴のことを、イチから全部話す必要はない。面接官が知りたいと思うポイントに絞って話すことだ。
面接官が一番知りたいのは、自社に関連する仕事でどのような役割を果たし、どういった実績を上げたかということだ。ここを分かりやすく説明しアピールすることが重要になる。