レアル・マドリード(スペイン1部)が、リバプール(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(25)の獲得に向けて動き出しているようだ。
リバプール下部組織出身で2016年夏にトップチーム昇格を果たしたアーノルド。守備面では問題点を指摘されることも多々あるが、正確無比な右足のキック精度と攻撃センスを武器に昨季も公式戦37試合で3ゴール9アシストの数字を残した。
今季もここまで公式戦8試合で2アシストを記録しているアレクサンダー=アーノルドとリバプールとの現行契約は今季終了まで。スペイン『レレボ』によれば、イングランド代表DFはリバプールからの契約延長オファーに関して首を縦に振っておらず、直近のオファーも拒否しており、全てにオープンだという。
そのなかで、スペイン代表DFダニエル・カルバハルが32歳でその控えを務めるスペイン人MFルーカス・バスケスも33歳と右サイドバックの高齢化が進んでいるマドリードはその後継者としてアーノルドを高く評価している模様。すでにイングランド代表DFの代理人と数回コンタクトを取っており、良い関係を築いているようだ。
また、マドリードは在籍するイングランド代表MFジュード・ベリンガムがイングランド代表で共闘するアーノルドの親友であることも関心を強めている理由の1つだという。欧州の複数クラブも目を光らせている同選手はが決断を下すのには数ヶ月かかるようだ。