南野拓実 写真:Getty Images

 ASモナコ所属MF南野拓実は、10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のディナモ・ザグレブ戦でフル出場。DF荻原拓也との日本人対決が実現せず、チームは2-2と引き分けに終わったが、一部メディは南野にチーム内ワーストの評価を与えている。

 昨季アドルフ・ヒュッター監督のもとで主力選手として活躍し、クラブの年間MVPに選出された南野。今季も開幕戦で決勝ゴールを挙げるなど結果を残している一方、9月28日のリーグアンのモンペリエ戦では休養によりベンチ外となっていた。

 そして迎えたディナモ・ザグレブ戦では大雨の中、前半に相手GKと1対1のシーンでシュートをセーブに遭う。また後半にもヘディングシュートを相手DFにクリアされるなど、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。

 サッカー専門サイト『Sofa Score』では、同選手に10点満点中「6.1」とディナモ・ザグレブ戦スタメン出場選手で最も低い評価に。日本のサッカーファンからは「ピッチコンディションが悪かったからなあ…」「後半のヘディングシュートは止めた方がうまかった」などと擁護の声が。ボールタッチ56回と存在感を見せた一方で、パス成功率が68%にとどまっている。

 なお南野の去就を巡っては、スペインメディア『FICHAJES』が9月20日にプレミアリーグ方面からの関心を報道。クラブ名こそ挙げなかったものの、移籍金を2000万ユーロ(約32億円)とした上で、「リバプールでタイトル獲得に貢献した。プレミアリーグでのプレー経験が関心を呼び起こしている」と綴っている。