デビッド・ベッカム 写真:Getty Images

 元ウェールズ代表のFWガレス・ベイル氏(2023年引退)が、元イングランド代表のMFデビッド・ベッカム氏(2013年引退)を激怒させるかもしれない驚きの発言を行い話題となっている。

 サッカー界で最も美しいキックを放つ選手といえばベッカムを連想する人が多いと思うが、ベイルは最新のインタビューで、フリーキックの技術に関して意外な選択をした。

 ベッカムのキャリアを振り返ると、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(1992-2003)やラ・リーガのレアル・マドリード(2003-2007)といった強豪クラブでのプレーが思い浮かぶはずだ。彼の正確なフリーキックやロングパスは、今でもサッカーファンにとって感動的な瞬間として記憶に残っているはずだ。

 ベイルもフリーキックを得意としており、マドリード(2013-2022)やウェールズ代表で数々のゴールを決めてきたが、ベッカムのような伝説的な域には達していない。しかし、ベイルは英メディア『 Daily Mail』のインタビューで、ベッカムとジェームズ・ウォード=プラウズ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド1部)のどちらがフリーキックが上手いかを選ぶよう求められた際、「たぶんウォード=プラウズを選ぶかな」と驚くべき答えを出した。

 ウォード=プラウズは現在、プレミアリーグでベッカムの持つ直接フリーキックゴール記録にあと1ゴールと迫っている。ベッカムも数年前にウォード=プラウズにメッセージを送り、彼の技術を称賛していたが、今回のベイルの発言にベッカムは激怒するのではと話題になった。

 ベッカム自身もこの意外な告白にどう反応するのかが注目されているようだが、ベッカムとウォード=プラウズのフリーキック技術を比較する声が増える中、果たして「本当のフリーキックの王者」は誰なのか、今後も注目が集まりそうだ。