レアル・マドリード(スペイン1部)が、ビジャレアル(同1部)に所属するスペイン代表MFアレックス・バエナ(22)の獲得に興味を持っているようだ。
2011年にビジャレアルの下部組織に入団したバエナはジローナへのレンタルを経験して2022年夏にレンタルバック。左足の高いキック制度や高いボールコントールを武器に昨季はラ・リーガ34試合で2ゴール14アシストの数字を残した。
スペイン『Fichajes』によれば、今季もリーグ戦7試合で1ゴール5アシストを記録しているバエナに対して、マドリードのスカウト陣は有望選手の1人として1年以上にわたってモニタリングを続けている模様。ゲームメイク能力やライン間でのプレーは来夏に契約満了を迎えるクロアチア代表MFルカ・モドリッチの正統後継者だと考えているようだ。
また、マドリードはスペイン代表MFに関して契約を早めるつもりはなかったが、複数プレミアリーグのクラブが関心を高めていることを受けて、このオペレーションを加速させる可能性があるとのこと。契約解除金が6000万ユーロ(約95億4000万円)に設定されている同選手にオファーを出すことを真剣に検討しているようだ。
なお、マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデを重宝している。2023年4月の試合後にバルベルデの奥さんに流産の可能性があったことを罵ったことからいざこざもあったなかで、移籍が実現することはあるのだろうか。