メイソン・グリーンウッド 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、オリンピック・マルセイユ(同1部)に所属する元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(23)の獲得に興味を持っているようだ。

下部組織から育ったマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)では10代で結果を残すなどしたグリーンウッドだが、2022年1月に当時交際していた恋人への暴行などで逮捕されると、2023年に入り起訴が取り下げられていた。

 ただ、ユナイテッドでのキャリア続行が難しいことから昨季はヘタフェ(スペイン1部)にレンタル移籍すると、ラ・リーガ33試合で8ゴール6アシストを記録。今季はマルセイユへ完全移籍で加わると、ここまでリーグ・アン6試合で5ゴール1アシストと好スタッツを残している。

 イギリス『サン』によれば、PSGは27日に行われるリーグ・アン第9節のマルセイユ戦で直接グリーンウッドを視察することに熱心だという。移籍金の半分をユナイテッドに譲渡しなければいけないマルセイユは同選手に移籍金7000万ユーロ(約111億2000万円)を求めているが、選手陣営はフランスでのプレーを歓迎しているようだ。

 また、グリーンウッドには今夏にも関心を示しながらも、具体的な動きをみせなかったバルセロナも依然として興味を持っている模様。イングランド代表としても1キャップを誇る同選手は、今夏にフランス代表FWキリアン・ムバッペが抜けたPSGに加わることはあるのだろうか。