町田ゼルビアは9月28日に行われた明治安田J1リーグ第32節のサンフレッチェ広島戦で、ロングスロー用のタオルを巡る駆け引きで話題に。クラブや黒田剛監督への批判が相次ぐなか、誹謗中傷について声明を発表している。そんななか、ネット上では町田に言及したとあるSNS投稿が物議を醸している。
町田は9月29日、クラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷について声明を発表。「悪意ある誹謗中傷から派生した風評被害によって、クラブとして多大な経済的損失を受けております」と現状を説明した上で、「SNSへの書き込み等について、一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、然るべき法的措置を取って参ります」と今後の方針を明らかにしている。
そんななか、町田など複数のスポーツチームを追いかけているというSNSユーザーは、10月1日にXで「勤めてる会社が町田ゼルビアのスポンサーをやってますが協議の結果今シーズン限りで降板する事になりました。会社に連日、抗議の電話やメールが来るからです。月曜日でしたが朝からすごかったです」などと綴っている。
この投稿には、「本当なのか?」「どういうこと?」といった驚きの声が挙がっているほか、「スポンサーへの攻撃は絶対にダメ」「こんな抗議を続けていたら、Jクラブのスポンサーになることが企業としてリスクになってしまう」と警鐘を鳴らすファン・サポーターも。「経済的損失」への言及や、クレーマーへの批判も相次いぐ一方で、投稿主に対して「こんなことをXに書き込んでいいのか?」「コンプライアンス大丈夫なの?」というメッセージも寄せられている。
選手、監督、クラブ関係者のみならず、スポンサーに対する過度な批判も深刻な問題となっているJリーグ。投稿内容が事実だとすれば、さらに騒動が大きくなる可能性も考えられる。