浦和レッズのサポーター 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第32節のヴィッセル神戸対浦和レッズが、9月28日にノエビアスタジアム神戸で開催。浦和サポーターによる問題行為が複数確認されたとして、ネット上で批判が相次いでいる。

 浦和は16分にFW武藤嘉紀のゴールで先制を許すと、MF小泉佳穂やFW中島翔哉ら途中出場の選手が不発。81分には自陣ペナルティエリアでDFマリウス・ホイブラーテンがMF佐々木大樹に蹴られると、そのまま途中交代。交代1枠をセンターバックで使ったこともあり、0-1で敗れた。

 試合後、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像には、笑いながら中指を立てる複数の浦和サポーターの姿が。Xで中継映像の一部を切り取った動画が拡散されると、「これはダメ」「絶対に許さない」「二度とスタジアムに来ないで」といった批判が飛んでいるほか、人物の特定や入場禁止処分を科すよう求める声も挙がっている。

 またXでは、試合後のアウェイゴール裏の様子を捉えた動画も拡散。一部のサポーターがペットボトルに入った液体をピッチレベルに流しているだけに、「本当にサッカーファンの民度って低いですね」「ほんと最悪のサポーター」「子供たちが見てどう思うのか?」「マナーが悪すぎる」などと、一部のサポーターに厳しい目が向けられている。

 神戸は公式サイトにて、観戦ルールとマナーを案内。「差別的、侮辱的もしくは公序良俗に反する言動」「フィールドへのモノの投げ込み」「所定の場所以外にゴミその他汚物を廃棄する行為」などを禁止事項に定めているだけに、クラブの対応に注目が集まる。