今季2度目の3連勝を狙う名古屋グランパスはホームでジュビロ磐田と対戦。2-0と快勝を収め3戦連続となる無失点勝利で連勝記録を伸ばしている。前半ゴールを奪えずに折り返したなか、MF稲垣祥が大仕事を果たす。後半開始間もない時間帯、FW永井謙佑のクロスにFWパトリックを囮にするようエリア内へと勢いを持って侵入し渾身のヘッドで先制点をマーク。チームに勝利をもたらした。
- 最終スコア:2-0
- 前節からの順位変動:名古屋(8位→8位)、磐田(18位→18位)
MF:河原創(川崎フロンターレ)
前節が終了した時点では、降格圏から勝ち点5差の15位となっていた川崎フロンターレ。低迷の続くなか第32節ではホームに順位の近いアルビレックス新潟を迎え、前半から立て続けに得点を奪うなど優位に進めて5-1と勝利を収めた。大勝を飾った今節、夏の新戦力の1人MF河原創の活躍が光った。ボール奪取から背後への1本のパスで決定機を演出しPK獲得のきっかけとなると、守備でも危険なエリアを素早く察知してポジションを取りパスカットするなど存在感を発揮。2試合ぶりの勝利に大きく貢献した。
- 最終スコア:5-1
- 前節からの順位変動:川崎(15位→11位)、新潟(12位→14位)
MF:東慶悟(FC東京)
3連勝を狙うFC東京は横浜F・マリノスと対戦。開始早々に先制点を許す展開のなか、背番号「10」MF東慶悟が魅せた。前半半ばに入った時間帯、DF長友佑都のランニングに合わせて背後を突く絶妙なスルーパスを供給し同点ゴールのきっかけを作ると、その後も球際の激しさや前線からのプレスで守備にも貢献。チームに勝利をもたらす原動力となった。
- 最終スコア:3-1
- 前節からの順位変動:FC東京(7位→7位)、横浜FM(9位→10位)